「ツイッターは売る道具ではない」とわかった。36万人のフォロワーを獲得したSNS担当者の繋がる作法【読書感想】

本画像(寄り添うツイッター) セールス

「ツイッターから自分のコンテンツをゆくゆく販売出来たらな・・・」

と思って読んでみた本。

そして、読んだあとこう思いました。

「そもそもツイッターは販売の道具ではない」

それは、ツイッターというSNSの特性にありました。

今回は「寄り添うツイッター」キングジム公式ツイッター担当者・著を読んだ感想を書きます。

(ネタバレを含みますので注意してください)

Twitterでなぜあなたの商品は売れないのか?

それは…

相手が見えていないから。

「売る」ことを目的にしていると、短期的には売れたとしても、長期的にはデメリットが大きいと著者は言います。

例えば、

あまり親しくもないフォロワーさんから商品の宣伝ツイートが流れてきたら?

あなたはリプやいいね、しますか?

でも、副業が流行り出してSNS上でよく見かけるようになったように思います。

「せっかく打ち解けたと思ったのに、結局買わせたいだけかよ」と思った経験はありませんか?

こんな感じで、積みあがった信用のピラミッドは一瞬で崩れおちます。

「匿名」でお互いの距離が近いツイッターは特にこういったことが起こりやすいのかもしれませんね。

それでもツイッターでマネタイズしたいなら、1日でも長く続ける

とはいえやっぱり、SNSで集客して販売できる流れは魅力的ですよね。

だって、

予算ゼロでもツイッターで人が集まる…

自分の商品をツイッターで買ってもらえる…

すごくないですか?

本書の中では、

「楽しんでもらえれば、好きになってもらえて、会社や商品への親近感も生まれてくるでしょう。」

『ゆくゆくは「キングジムの商品を買っていただきたい」になるわけですが、あくまで、「ゆくゆくは」の話』

p59 目先の利益よりも「楽しんでもらうこと」「楽しむこと」より引用

といっています。

だから、たびたび「フォロワー目線」で運用する大切さが書かれていました。

そんな著者の言葉でもっとも印象的だったのは、

『今日と同じように一日一日を楽しんで、訪れる人々に楽しさを届け続けます。』

p215 変わらぬクオリティで、1日でも長く より引用

フォロワーが36万人超えた今もなお、自身も楽しんで、お客さんも楽しませる。

それはまるで、

夢の国ディズニーランド

あなたはミ●キーマウス

訪れるお客さんをあなたはどうやって楽しませますか?

まとめ:まずは自らツイッターを楽しめ

でも、いきなりツイッターでお客さんを楽しませるなんてどうすれば…。

カンタンです!

楽しませたいなら、楽しむことから始めましょう。

「ツイッター楽しい♪」

って思えないと、その楽しさを伝えられませんよね?

だから、積極的にツイッターを楽しみましょう。

そうすれば「ゆくゆくは」あなたの商品が買われる未来が見えてくるものです。

感想は以上です。

この本はツイッターで集客したいけど、どうやったらいいのかわからない人は一読してみてください。

著者の10年分のツイッター運営の話がたっぷり読めます。まるで、話しかけられているような文体なので、著者に1500円のランチをおごって話を聞かせてもらえると思えば安いものです。

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